高福祉社会と税率、焦点はインフレ

 今日はアルバイトに梅山が来てくれました。

 彼とはたびたび経済政策やMMTに関して話題にします。
 MMTが正しいと仮定し、なぜ北欧の高福祉国家にて税率が高いのかを話していました。

 税率が高いのは一般に「その分のお金を福祉に使うから」と考えられている、またはそのように報道されていると思います。
 しかしMMTから導き出せる答えは違ったものになるはずです。私の理解が正しければ、税率はインフレ率を調整しているに過ぎない。つまり題材としている高福祉国家の税率が高いのを私の言葉を持って説明すると「稼いだ所得の大半を税金として持ってゆかれると、否応なく消費は抑えられる。その抑えられた消費=社会の資源(リソース)を高齢者等の福祉に充てる」という事です。

 税金というお金を使うのではなく、税金により使えなくなった資源(リソース)を充てているのです。

 サスペンション、バイクや車に留まらず物理現象、相対性理論から導き出せるミクロとマクロの現象を考えたりと、日々楽しく過ごしています。